誇大妄想をするHSPの戯言

HSP/HSSである中年男性が妄想をひたすらに書きなぐる落書き場

面倒

僕の人生で一番厄介な敵がいる。それは「面倒くさい」という敵だ。
本当に、この敵のおかげで色々と嫌なことがたくさんあった気がする。

いやいや、お前、それはただ単に自分に甘いだけじゃんって突っ込まれても仕方ないとは思うけど。
本当に僕は面倒くさがりの飽き性で、どうしようもない人間なのだ。

やらなくてもいいことはやらない、というレベルじゃなく。
やらなきゃいけないことも、やらないってレベルだ。もうこれは重症なのかもしれない。

小さい頃なんて、夏休みの宿題なんて最後の数日間で一気にやってしまうタイプだったし、
重要な仕事の案件も忘れたことがあった。もう社会不適合者まっしぐら。否、もう既に社会の底辺なのかもしれない。

ただ底辺でもいいから、何かしらの理由が欲しい。人生においての意味というか、目的というか。
もうそこまでいくと悟りの境地なんだろうけれど、今まで四半世紀以上生きてきて、「生きてきてよかった!」と
笑顔で心の底から思えることは一切なかった。まぁ……大半の日本人はそのような経験なんかないよ! と罵倒されそうな
発言になってしまうけれど。

人生は一度きり、死んだあとなんてものはわからない。
僕は天国も地獄も、ましてや神様なんて存在は信じていないし。もし仮にそのような場所があるとすれば、
僕はそのような場所や存在に対しても、何かと真理に辿り着くことができない答えを永遠に、自分の頭の中で問続けると思う。

死に方は選べないけれど、生き方は選べる。
確か、銀魂でそのようなセリフがあったと思うけれど、本当にその通りだ。

楽な死に方じゃないかもしれないし、地獄以上の苦しみを負っての最後かもしれない。人間の死に方なんて。
でも、どのような人間であれ、生き方はある程度は選べる。自由がある。

それがせめてもの救いなんだと僕は心の中で心底思っている。