誇大妄想をするHSPの戯言

HSP/HSSである中年男性が妄想をひたすらに書きなぐる落書き場

動かなければ死ぬしかない

  前回の続きから書きます。

 サポステの利用の感想を、一言述べるのであれば、表題の通りかなと思う。

「死ぬ」というのはやや過激な表現であるのだけれど、実際のところ、こういった施設を利用しても、自分の我儘や欲望を抑えられない、或いは「自分を抑え込むものは全て悪だ」という心境の人は、最終的に「死ぬしかない」としか言いようがないと個人的に思う。

 他人が何とかしてくれる。

 他人が全てを解決してくれる。

 そういった人は静かに老いて、静かに人生を終えるしかない、と思う。

 動かなければ、或いは歩みださなければ。自分の欲するものは手に入らない。

 非情な現実かも知れないが、それが現実であり、真理の一つのような気がしてならない。個人的に、だけども。

 

 と、まぁそんな個人的な思いはさておき。サポステのことについて話そうと思う。

多分、サポステのことについて一番不安なのが、どういった活動をしているのか? とか、どういった人が利用しているのか? ということだと思う。

 活動に関しては、先日述べた通り、学校みたいに「がやがや」した環境ではなく、一昔前の塾みたいな雰囲気だと思えばいいかと。みんなで話したり、談笑したりすることもあったりはするけれど、それはあくまで「次いで」と考えればいいし、喋りたくなければ、その旨を講師の人に話せば無理強いはしてこないはず。

 それで、次に、どういった人が利用しているのか? という点について。

あくまで自分が現在通っているサポステでの話になるけれど、受講している人たちみんな「優しい」人であると思う。それでいてある程度「常識」を知っている人たちが多い気がした。我儘で意地悪な人は、今のところ見かけていない。強いて言えば、一人の講師がちょっと高圧的な女性がいたくらいか。

 その女性は恐らく僕のことを嫌っている節がある(というより、如何にもオタクっぽい人が好きじゃないような気がするが)。

 でも、僕はその人に出来るだけ声をかけている。なんというか、気になるのだ。

 いや、別に愛しているとか好きとかの感情は全くもってないんだけど、どうしてこの人はそういった「高圧的な態度」を取るんだろうか? という風に、気になってしまう。もしかして、過去に自分の彼氏がオタクだったために、性格が歪んでしまったのかも知れないとか――――しょうもない、大変失礼な個人的妄想をしてしまう。これがまた楽しかったりする自分は変態なのかもしれないが、僕はその女性のことが好きか嫌いか? と言われたら、嫌いな方に感情が傾くんだけど、それよりも、「相手が何を考えて、そういった態度をしているのか?」という風な好奇心が勝ってしまう。

 現在の僕に友人が少ないのはそういった性格があるのかも知れないが、まぁ、犯罪まがいなことをしているわけではないし、これ以上嫌われることが分かったら、声をかけなければいい話である。

 ……まぁーた、話が脱線してしまったけれど。とにかく、サポステに通っている人は恐らく「優しい」人が多い気がする。

 講師に関しては、僕みたいなアカラサマナオタクっぽい人が苦手だったり、ごちゃごちゃ喋る人が嫌いだったり、やはり人間であるからに、そういった色んな人がいるから、少しだけ覚悟した方が良いかも知れない。とはいえ、そういった高圧的な態度を取る人は恐らく少数だろうから、そこまで身がまえる必要性はないかも知れないが。

 

 これまでのことを要約すると、

 

 

 ・サポステは全国に170件ほどあり、15歳~39歳までの若者を対象にしている。

 ・サポステの初回利用は、面談を中心に行う。この時に、素直に自分の心境や、家庭環境、経済状況などを話すこと。虚偽の報告をすると、職員が対応に困ることになるので注意。最終的に自分が不遇される状態になるので、しないこと。

 ・活動内容は、面談した後に決まる。人それぞれの活動になるので、社会復帰、職場復帰には個人差があることを認識すること。

 ・活動にあたって、自分のペースでスケジュールは決められるので無理をせずに時間をかけて活動することが可能。ただ、急な欠席などは施設の方に迷惑がかかるので、最低限のマナーは守ること。

 ・学校ではないので、講座中に騒いだり暴れたりしないこと。

 ・同じく学校ではないので「自分のことを心配してくれるだろう」という期待はしないこと。あくまで「自立・社会復帰の意志がある」人を前提にした施設であることを肝に銘じること。

 ・「やってくれるだろう」「してくれるだろう」という甘えは捨てること。サポステは貴方のお母さんでもお父さんでも、親友でもなんでもない。

 ・ただ、自分から率先すればするほど(積極的であればあるほど)、施設の人は歓迎してくれるし、それなりの対応をしてくれる。つまり、処遇が良くなるということ。

 ・精神的に異常がある、或いは疑いがある場合は「カウンセリング」を受けることが可能。※しかし、この場合は別所にお金がかかることがあるので注意すること。初回は無料なことが多いらしい。

 ・この施設は「社会復帰・就職支援」を目的としているため、ハローワークみたいに「直接的な仕事の紹介」は一切ないということを覚えておくこと。つまり、サポステを利用しても「仕事自体は自分で探す」のが基本となる。

 ※場合によっては、職員が引率してハローワークに行き、一緒に仕事を探すことが可能らしい。

 

 

 こんな感じになるだろうか。僕が通っているサポステではそのような感じの処遇を、現在受けている。

 もし、これを見ている方に「サポステ利用したいけれど、不安」という方がいたら、直接電話して「質問だけ」でもしても良いと思う。地域ごとに差があると思うので、分からないことがあったら聞くということをした方がいい。別に聞くだけならば、お金はかからない訳であるし。

 

 僕も無職のまま一年以上経過しているけれど、さすがにもう働こうと思っている。別に雇用形態はなんだってかまわないけれど、前回退職した理由が「精神的な圧力」だったため、そういった極力自分のストレスを起こさないような職場を選んでい最中なんだけど……そういった職場はないかもなぁと今日この頃思っている。

 できれば一人で黙々と何かをやれる職業が良いんだけども。