地域若者サポートステーションに行こうか悩んでいる人へ
最近、考え事をしすぎて眠れないkagariです。よろしくお願いします。ねこです、よろしくお願いします。
くだらない前置きは辞めにすることとして、表題でもあるように、今回は地域若者サポートステーション:通称サポステについて説明というか、僕が現に通っている最中なので、それについての感想を書き連ねていきたいと思います。
今、現在、サポステに通うか迷っている人がいるならば、今から書くことをちょっとでも参考にしていただければ幸いかと。ただ、全国で160件程ある内の一つに通っているだけの感想であるため。これを読んでいる方の地域のサポステと全く同じ環境、待遇なのか? といえば決してそうではないと思うので、あくまで参考程度に留めてほしいなぁと。
まずサポステはどういう所なのか? というと、全国にいる15歳~39歳までを対象にした「就職」及び「社会復帰」を目的とした施設です。要は、若者中心に自立支援する団体が運営する施設と認識してもらえればいいかと。
引きこもりは勿論、ニートや就職したけれど様々な事情で辞めてしまい自信を無くしてしまった人まで、様々な人の相談の窓口になっています。
具体的な処遇というか、実際にサポステに通うとどのような恩恵を受けられるかというと、上記にも書いてあるように「就職に関する、或いは社会復帰に関する相談」や「実際に、就職するにあたってのステップ」、「社会人としてどのような復帰を目指せばいいのか?」とか、そういった個人個人にアドバイスを送られる場所であると思っていただければいいかと。
実際、自分も最初にこの施設に行って面談を受けた時に自分の経歴や精神的な状態、家庭環境をちゃんと考慮した上で、担当の職員さんが真摯に対応・相談に乗ってくれた。
自分の過去や、家庭環境を無理に話す必要性はないかも知れないが、僕個人としては、そこは多少話すのが「おっくう」で、「辛いこと」でも「きちんと話すこと」をおすすめします。何故なら、話すことによって自分の気持ちがスッキリするし、何よりもありのままの自分の感情をぶつけることによって、職員もそれに応じた対応をしてくれるからだ。下手に見栄を張ったり、自分を偽ったりすれば、それこそ絡まった釣り糸のように相手も「どうすればいいやら」と頭を無駄に悩ませてしまう。そうなるのを避けるためにも、まず、サポステの最初の面談があるときは「出来るだけリラックスした心境で、ありのままの感情を、心境を打ち明けるべき」だと僕は思っている。
その面談を経て、次のステップに移るわけなんだけど、ここから人それぞれ受ける内容が違うらしい。
引きこもってしまっている人なら、社旗復帰を目的とした活動。
再就職したいけれど、どうすればわからない人ならば、再就職するための活動。
人が怖い、或いは人を信用しきれない人ならば、カウンセリングの紹介や対人になれさせるための活動。
そういった活動を行うカリキュラムがあるようだ。
ちなみに、活動っても「学校みたいにみんなでワイワイとやる」活動ではない。
どちらかといえば講座みたいなもので、塾みたいな感じだと思ってもらえばいいかも知れない。
これも全国各地で違うのかも知れないけれど、自分が通っているサポステではそのような感じの印象を受けた。
ちなみに僕の場合は正社員の経験やら就職の経験などが多少あったので、社会復帰を中心とした講座や活動をするのではなく、「より自分に合った就職先」を選ぶために必要な活動をすることになった。
ここで一つのメリットというか、良い面を感じた。
それは「無理して通う必要がない」「あくまで自分のペースで通うことができる」点だ。自分が行きたいと思うならば、行けばいいし。「今日は体の具合が悪いからパス」ということもできる。毎日通うこともないし、周に一回のペースで、或いは月に1回のペースで、なんてことも可能だ。
そういった意味では通うためのハードルが低い場所で、通うやすい施設、という感想を抱く。
ただ、ここで注意してほしいことがある。
「あくまで【支援されたいと思う意思がある人】しか支援されない」ということだ。
どういうことなのか? というと、簡単にいえば「求める人には(情報やそのプロセスを)与えるけれど、求めない人には何もやらないよ」って感じである。
面談も受けた、相談も受けた。カリキュラムの日程も決まった。だけど自分は「特に何もしない」とか、「まぁ何もしなければ向こうから心配の電話かメールが来るっしょ」みたいな心境でいると痛い目を受けるので注意。
要は「やる気のある人には優しくするけれど、それほどやる気がない人にはそれなりの対応しか我々はしないよ?」って感じである。
人によっては「支援するって言っているのに、自分のことを放置しやがって!」と怒り狂う人がいるかも知れないが、よく考えてほしい。あくまでこの施設は、「就職や社会復帰をしたいという【意思】がある人に向けての施設」であって、「弱っている人をお助けするスーパーヒーローの団体様」ではないのだ。一から十までお世話してくれる便利屋でもなければ、あなたの親でもない。あくまで「自立」するための「施設」であることを認識してもらえれば良いかと思う。
今日はここまでにします。また続きは、後日書きたいと思いますです。